ヨーグルトが歯周病を防ぐ!?口内殺菌で歯肉炎も予防

日常的に健康を気遣う上で大切なことは、規則正しい生活や栄養バランスのとれた食生活、適度な運動など身近なことから取り組んでいけるものがたくさんあります。
中でも食事を取る上で欠かせないのが健康な口腔環境です。
近年の研究では、高齢者の中でも自分の歯をしっかりと維持して食生活をきちんととれている人は認知症やその他の健康の不具合をきたす可能性が低く、健康寿命が長いということが明らかになってきました。
つまり、自分の歯を守るということは全身の健康維持にも影響してくるということがいえるのです。

口腔環境といってもその観点は幅広く、小さい子からお年寄りまで関係している虫歯だけでなく、最近注目を集めて意識され始めているのが歯周病です。
歯周病は虫歯と違って麻酔をして治療することで患部を治すことができるというものではなく、一度悪化させてしまうと虫歯以上に深刻な健康被害が出ることが知られています。
また、歯周病は痛みなどが出にくく大きな自覚症状が出ないまま進行してしまうことが多いため、自分は大丈夫だろうと思い込んでケアが不十分な人が非常に多いという問題点もあります。

歯周病とは、口の中の食べかすなどの歯垢の中に潜む口内細菌によって歯肉炎を起こしたり歯茎に埋まっている部分の歯が溶かされたりしてしまう病気のことを指します。
この病気が進行すると歯が使えなくなり最終的には歯が抜け落ちてしまうという状況になる恐ろしい病気です。

そんな恐ろしい病気の予防のためには毎日のケアが欠かせません。
特に歯周病の予防のためには毎日正しいブラッシングで歯垢を取り除いてあげることが一番効果的といわれていますが、やはり食べ物を食べ続ける中でブラッシングだけで口内環境を清浄に保つことが不安な人も中にはいるはずです。
そこで、近年注目を集めている予防方法のひとつにヨーグルトによる歯周病菌の退治です。

ヨーグルトというと乳酸菌を多く含み整腸作用に効果があって美容にも良いなど摂取すると体に多くのメリットがあることが報告されています。
しかしながら、近年の研究ではそれだけでなく乳酸菌の種類によっては摂取すると口内殺菌作用までもあるのではないかという報告があがってきているのです。
これまでもヨーグルトを摂取することで口臭予防になるという話は多く聞かれていました。
歯周病菌も退治してくれるような乳酸菌が存在するというのはブラッシングとはまた違った予防方法として手軽に取り入れられて人気が出ることが予想されます。

ここで注意が必要な点として、ヨーグルトであれば何でも良いというわけではなく、先ほど述べたように乳酸菌の特定の種類だけがこの口内殺菌作用を示すということです。
具体的には乳酸菌LS1という菌株がそれにあたり、実際に学術論文としても既に報告されています。
中にはこの菌株に似た乳酸菌を含んだヨーグルトで歯磨きをするという方法を提案している人もいるほどです。
しかし、ヨーグルトで歯磨きをするというのは食べ物であることからして抵抗があるという人も少なからずいるはずです。
そこでさらに注目を集めているのがタブレットによる乳酸菌摂取です。

乳酸菌タブレットは歯科用として提供されていることもありなかなか効果の高い製品を特定することは難しいです。
それでも大手製薬会社から製造販売されているオーラルケアの乳酸菌タブレットは確かに存在し、乳酸菌による口内環境の正常化を推進する動きは高まってきているのです。
歯磨き後にこのタブレットを服用することで、不快感を減らした上で乳酸菌による口臭予防や口内殺菌の効果を得られるという非常に優れた商品といえます。

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